05-4 旅バイクの作り方。
カスタマイズのコンセプトは、見た目重視だったり、速さやパワーにこだわったりと、人それぞれで、それもまた楽しいものだと思いますが、私の場合は、「いかに旅を快適に楽しめるか」という部分に重きを置いて、必要最低限の部分、手を加えて行きました。
あまりマニアックな事は書けなくて、参考にならないかと思いますけども、ここに来て、ようやく自分の理想の旅バイクになってきましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。

定番の、N-Project製、「ブラスタ−II」です。スクリーンは、エアロタイプをチョイスしています。高速道路を頻繁に利用する私には、必須のアイテムでした。高速道路の巡航速度が上がり、疲れが軽減されます。フロントの見た目が大きく変わるので、しばらく素のネイキッドスタイルを楽しんでから装着しました。防風効果もさることながら、タオルを入れる場所が出来たりと、なかなか便利。メーターとの干渉を防ぐための黒いスポンジは、すぐにヘタって、スクリーンとメーターが接触して、ビビり出し、メーターのメッキが削れてしまうので、ホームセンターで購入した、ゴム製の家具などの滑り止めを咬ましています。

アールズギア、ワイバン・ソニックのチタン・ドラッグブルー2本出しです。特に必要性があった訳ではなく、「倍倶人」という雑誌の紹介記事の写真などをみて、この虹色のグラデーションが、「綺麗だなあ」と思っていたこと、マフラーを替える事で、軽量化すると、どのように操縦性などが変わるのだろうかと、いろいろ悶々考えている時に、ちょっとまとまったお金が入ったので、購入してしまいました。パワーアップとか、そういう目的ではなく、こればかりは、見た目です。2本出しを選んだのは、なんとなく、ビッグバイクらしいかな、と思ったのと、こんなキレイなサイレンサーが二つも…。という欲張りな気持ちからでした。最初は派手すぎたかな?なんて思いました。

そのほかの雑感を…。
★私はあまり大きな排気音は求めてないので、うるさすぎず、かといって、静かすぎずなもので、車検対応品あるという点を重視しました。音は明らかにノーマルとは変わりましたが、それほどうるさくなく、低音が強調されて、なかなか心地いい排気音だと思います。ご近所さんに気を使って、バッフルは、常に装着してます。
★パワーの出方などは、本当に感覚的なものなのですけど、発進時のトルク感はしっかり感じられますし、ふけ上がりも良くなった感じがします。
★ノーマルの時に比べて、やはり取り回しが楽になった感じです。駐車時に、センタースタンドを多用する私にとっては、ちょっと嬉しい部分。そうそう、センタースタンドの使用、オイルフィルターの交換もOKです。
★エキパイの掃除や、チェーンの清掃も
、ノーマルに比べてやり易いです。
★残念な部分として、ヘルメットホルダーが使えなくなりました。
★タンデムステップも、上方にオフセットするので、後ろの人はちょっと窮屈に感じるかも知れません。
デイトナのホットグリップ。知り合いの白いXJRオーナーの方が付けていて、それを試したところ、とっても効果があるので気に入ってしまい、取付けました。
ナップス世田谷店で取り付けをお願いしたのですが、XJRのハンドルは、グリップの長さが合わないみたいで、カラーを咬ませたりして、かなり苦労していたようです。ありがとう。
私は寒いのが結構苦手なのですが、これを装着したら、冬でもヘッチャラになりました。冬だけでなく、春や秋の高速走行時なども重宝します。なにより、手が冷えない事は、安全に繋がります。
ヨシムラのデジタルテンプメーターです。油温計のみの、シンプルなものを付けています。以前、夏の暑い日に逃げ場の無い渋滞にハマって、オイルの温度が異常に上がってしまった為、一番左のバルブのシートが炭化してしまって、結果としてシリンダヘッド全交換になってしまいました。その時の詳細は、ブログに記しています。(バイク屋さんがクレーム処理してくれました)
その修理の際、バイク屋さんのススメもあり、装着してもらいました。渋滞などでどんどん上がって行く温度を見るのは結構ストレス溜まります。120℃くらいにあがったら、バイクを停めてクールダウンするように気をつけています。
よほど条件が悪くない限り、どんな時でもセンタースタンドで駐車するようになったのも、上記の理由から…。もう慣れました。
昨年(06年)10月から、いよいよ本格運用となったバイク用ETC。高速道路を頻繁に使う私には、あの料金所での煩わしさから解放される事はとってもありがたいことです。12月にナップスに申込をしたのですが、生産が追いついてないようで、2月にようやく取り付けとなりました。
アンテナは、左のバックミラーに共締め。インジケータは、スピードメーターの左下に、計ったかのごとく、ちょうどいいスペースがあるので、そこに装着。
料金所での手間が無くなるのはやはり快適です。ETCならではの割引も魅力的。気軽に高速に乗れるようになり、使い過ぎが恐い。しかし、PASMOのように、全ての有料道路で使えれば、もっと便利だったのに…。
納車から20000km目前の、19679kmのところで、タイヤ交換をしました。私はビバンダム君が好きなので、それだけの理由で、次回はミシュランを履きたいな、と思っており、ちょうど新製品の「パイロットロード2CT」が発売されたので、それをチョイスしました。
まだ装着したばかりなので、感想は、ロングツーリングを一本やってからにします。